
適切なスキンケアと快適なメイクを、日常のなかで確実に自分に施していくためには、まず自分を知ることが必要である。スキンケアとメイクは、あなたが毎日の自分に贈ることができるかけがえのないギフト。なのにあなたが、もっと肌にいいスキンケア製品があるのではないか、もっと自分に合ったメイクが見つかるのではないかと日々迷っているとしたら、それは自分がどこから来て、どこに向かっていこうとしているのかをわかっていないせいだ。大人の女性として、せっかく自分にギフトを贈る余裕があるのに、その自分が、本当に何を欲しがっているかを理解していないなんて……、と自分の鈍感さに呆れてしまうかもしれないが、それも無理からぬこと。何故なら、女性が美に向かい合おうとする際の「本質」が、生まれたときに既に決まっていることを、今まで誰も言及してこなかったからだ。自分の「本質」を知る機会のないまま、たとえば流行や、物珍しさや、目先のトラブルや、あるいはラクであることに振り回されて、ほとんどの女性が自分の肌や顔と付き合ってきてしまったのである。
この「運粧」は、スキンケアやメイクの方向性も含めて、あなた自身を探る占いである。あなた自身の肌が持つ潜在能力を引き出し、高め、より適した方向に導いていく一種の統計学なのだ。 |

肌にも、本来の性格というものがある。可憐だったり情熱的だったり優しかったり頑固だったり……。それは、あなたが生まれながらにして持つ、本質であり本能であり宿命なのだ。「運粧」では、まず「宿命肌」を、血液型と同じく4つの傾向に分類した。情熱的で激しい火、豊かで広がりのある水、鮮やかで繊細な花、強引で誇り高く輝く宝石。どれも自然界にある素材で、その存在意義も個性も極めてはっきりしている。そしてこの4つのどれかが、あなたの肌が本来持つ役割であり個性なのだ。
そしてもうひとつ、「運命メイク」では、生まれ持った素材としてのあなたが、女性としてどう変化してきたかという「成熟運」を導き出してみた。これは、宿命肌のような素材重視の見方でなく、たとえば表情や、あなたの仕事や恋愛での立ち居振る舞いを、やはり火、水、花、宝石の4つの分類の中で判断するものだ。メイクで感情的にみせたり、おとなしくみせたり、健康的に子供っぽく見せたり、わざと老けて見せたり……。それは、あなたが女性として示すべき方向性を表しているとも言える。 |

つまり、あなたの見た目を形づくる本質的な要素はふたつある。宿命肌はあなたの生まれ持った性格であり、運命メイクは大人になって成熟したあなたの個性を表しているのだ。だからたとえば、宿命肌で花、運命メイクで宝石が導き出された人は、「花に生まれ、宝になった」と考えればいい。
とはいえ、「運粧」の基礎データにも欠点はある。それは、環境の変化が計算されていないことだ。しかし、いかんせん4000年以上前に中国で生まれた算命学。よって今回は算出法の中に、「現状」に関する簡単な質問をそれぞれ3つ加えた。肌なら、自分の現在の状況に応じて、メイクならしっかり派かナチュラル派かで、4分類をさらに2分割した。最終的には、8つの傾向の中から、今のあなたが見つかる。 |

宿命肌と運命メイクは、「火」「水」「宝石」「花」という4つの美しいエレメントに分類されている。そこからさらに、夜の女性か昼の女性かに分けられていくわけだが、つまりは、火(昼)=夏火命、火(夜)=冬火命、水(昼)=春水命、水(夜)=秋水命、宝石(昼)=水晶命、宝石(夜)=真珠命、花(昼)=桜命、花(夜)=百合命の8つの精命によって運粧が見えるのだ。あなたの精命を導き出そう。 |