監修 : 竹内冨貴子

photographs :
Ryoichi Toyama , Tae Hamamura , Kazutaka Nakahara

food styling :
Mayuko Abe , Akiko Suzuki

メイン

大豆

タンパク質豊富なのに低脂肪な“畑の肉”

節分豆や煮豆はもちろん、豆腐や納豆、味噌、醤油など、加工品としても食べられている大豆。昔から、日本人の食生活とは切っても切れない存在だ。そんな身近な食材のパワーを改めて探ってみました!

大豆の選び方

粒の大きさや色がそろっていて、自然なつやがあるものを選ぶ。皮がやぶけていると虫食いの場合もあるので注意して。乾燥豆よりも、浸け置きの必要がない、水煮や蒸し豆を使うほうが便利。

大豆の保存方法

乾燥豆は風通しのいい場所で常温保存。そのまま1年はもつ、保存食だ。水煮を作る場合は、電気ジャーに熱湯とともに入れ、半日置いておくだけで手軽にできる。水煮の状態で冷凍もできる。



01 大豆と根菜の当座煮

はすやにんじんといった根菜を大きめに切って、食感をしっかり味わえる一品。甘さは抑えめなので、ごはんにもお酒にも合う。ちなみに「当座煮」とは「当座=しばらく」保存が効く煮物の意味。佃煮ほどではないが、3~4日は冷蔵庫保存で美味しくいただけるし、冷凍保存もできる。まとめて作っておけば、常備菜として活躍すること間違いなしの素朴な煮豆料理だ。

>>01 大豆と根菜の当座煮


02 大豆のジャンバラヤ

オーソドックスなジャンバラヤではウインナーを使うことが多いが、その代わりに大豆の水煮を利用。ヘルシーなだけでなく、大豆ならではの食感がアクセントとなり、食べ応えもある。大豆と野菜のトマト煮を作っておき、ごはんと炒め合わせる“ケチャップごはん”のような作り方なので、炊き込みと違って味の調整もしやすい。辛みはカイエンペッパーでも美味しい。

>>02 大豆のジャンバラヤ


03 大豆のティラミス

大豆でスイーツ!? と驚くかもしれないが、大豆はきなこの原料でもあるので、スイーツになるのもうなずけるはず。香ばしく、ナッツのような濃厚な味わいは、シナモンやマスカルポーネにも負けない存在感だ。コーヒーの風味ともとてもよく合い、大人っぽい味に仕上がる。時間が経つとココアが湿ってしまうので、食べる直前にふるのがポイントだ。

>>03 大豆のティラミス


04 大豆と野菜のから揚げ

大豆とハム、野菜を衣でまとめて、さっくりとしたから揚げに。にんにく、しょうがで香りをつけた濃いめの衣が全体をしっかりまとめてくれ、中には大豆と野菜の滋味が。鶏のから揚げのようにスナック感覚で食べられて特にビールが進みそうだ。衣に味がついているから冷めても美味しく、お弁当にもぴったり。つけ合わせのクレソンとの相性も抜群!

>>04 大豆と野菜のから揚げ