監修 : 竹内冨貴子

photographs :
Ryoichi Toyama , Tae Hamamura , Kazutaka Nakahara

food styling :
Mayuko Abe , Akiko Suzuki

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2008年02月 アーカイブ

 

れんこん

美容の花を咲かせましょう

愛らしい丸い穴がすーっと通ったれんこんは、その独特の形が 「見通しがいい」と言われ、おせちなどおめでたい席には欠かせない食材。 また、調理法によってシャキシャキ、ホクホクとさまざまな顔を 見せてくれるのも楽しい。夏には、美しいピンク色の花を咲かせる 魅惑の野菜、れんこんの美容パワーで、2008年も美の花を咲かせよう!!

れんこんの選び方

太くて重いものが美味。表面はツヤのある乳白色がよいが、あまりにも白い場合は漂白剤を使っていることがあるので注意して。切り口から劣化するので、節の切り口が小さいもののほうが長持ち。

れんこんの保存方法

れんこんは水の中にあるもの。乾燥を嫌うので、濡らした新聞紙に包むか、ラップなどで表面を覆って野菜室で保存する。用途が決まっているなら、便利な大きさに切って下茹でし、冷凍保存しても。



01 焼きれんこんのアンチョビソース

れんこんは皮をむいて丸ごと焼くのがポイント。ビタミンCもカリウムも無駄なく素材の中に閉じ込めることができる。表面にはこんがりとした焼き色がつき、中はホクホクに仕上がるのもうれしい。バルサミコ酢をまぶし、酸味のアクセントをつけよう。このアンチョビソースは、生野菜にかけるだけでも美味しいサラダになるので多めに作っては?

>>01 焼きれんこんのアンチョビソース


02 れんこんとひじきの炒め煮

ちょっぴり地味なひじきの炒め煮にれんこんを入れてボリュームアップ、さらにちりめんじゃこの食感がアクセントとなる。買い置きしておいたひじきと大豆缶でもさっと作れるのも魅力だ。優しい味の素材ばかりを組み合わせているから、酒の肴に、箸休めにと幅広く活躍しそう。最近のれんこんはアクが少ないので、水につけるアク抜きは軽めで可。

>>02 れんこんとひじきの炒め煮


03 れんこんの麻婆炒め

豆腐の代わりにれんこんを使った麻婆。ソースの味がからむよう、れんこんは叩いて割ってから乱切りにするのがポイント。生で炒めるため、適度に歯ごたえも楽しめる。トウチは黒豆を塩で煮て、発酵させた中国の食品。旨みがたっぷり詰まっているので、炒め物や和え物などに調味料代わりとして使うと本格的な仕上がりに。

>>03 れんこんの麻婆炒め


04 れんこんと豆の田舎風ポトフ

寒い夜に恋しくなるポトフもれんこんを主役にすることでイメージチェンジ。たっぷりの豆、豚肉、キャベツを加えて具だくさんに仕上げ、スープとしても、パンを添えて主菜にしてもいい。野菜がたくさんつまった女性にやさしいひと皿だ。れんこんはざっくり大きめに切って、ホクホクした味わいをしっかり楽しもう。

>>04 れんこんと豆の田舎風ポトフ

焼きれんこんのアンチョビソース


材料 (2人分)

材料名分量
れんこん1節
バルサミコ酢大さじ1/2
Aアンチョビ2~3枚
にんにく1/2かけ
レモン汁大さじ1/2
赤唐辛子1/2本
オリーブ油大さじ1と1/2
しょうゆ小さじ1/2
少々
こしょう少々
バジル3枚

れんこんの栄養を 丸ごと閉じ込めた パワフルな一品

れんこんは皮をむいて丸ごと焼くのがポイント。ビタミンCもカリウムも無駄なく素材の中に閉じ込めることができる。表面にはこんがりとした焼き色がつき、中はホクホクに仕上がるのもうれしい。バルサミコ酢をまぶし、酸味のアクセントをつけよう。このアンチョビソースは、生野菜にかけるだけでも美味しいサラダになるので多めに作っては?
164kcal

作り方

1. アンチョビは細かく刻み、バジルは手でちぎる。 にんにくはすりおろし、唐辛子は 小口切りにしてほかのAと混ぜ合わせておく。
2. れんこんは皮をむいて熱した網にのせ、 アルミホイルをかぶせて焼き、中まで火を通す。
3. あら熱がとれたら輪切りにして バルサミコ酢をからめ、 (1)に15分以上漬けて味をなじませる。

料理のキメテ

茹でてもでんぷんが保護してくれるとはいえ、加熱によるビタミンCの 損失は必至。また、生食の場合でも、アク抜きで水にさらした際に ビタミンCが出てしまうことがあるので、丸ごと焼くのは ベストな食べ方。じっくり中まで火を通し、ほっくり感を生かして。

れんこんとひじきの炒め煮


材料 (2人分)

材料名分量
れんこん1節
生ひじき200g
大豆素材缶1缶
ちりめんじゃこ30g
Aだし2/3カップ
しょうゆ大さじ1
砂糖大さじ1/2
みりん大さじ1
サラダ油大さじ1

組み合わせるのは ひじきにおじゃこ。 美に直結の黄金おかず

ちょっぴり地味なひじきの炒め煮にれんこんを入れてボリュームアップ、さらにちりめんじゃこの食感がアクセントとなる。買い置きしておいたひじきと大豆缶でもさっと作れるのも魅力だ。優しい味の素材ばかりを組み合わせているから、酒の肴に、箸休めにと幅広く活躍しそう。最近のれんこんはアクが少ないので、水につけるアク抜きは軽めで可。
137kcal

作り方

1. れんこんは皮をむいて薄めの半月切りにし、 水につけてアクを抜く。 生ひじきは水洗いして、 水気を切っておく。
2. 鍋に油を熱してれんこんを炒め、 油が回ったらひじき・大豆を入れる。
3. れんこんに火が通ったら ちりめんじゃこを加え、 全体に混ざったらAを入れて煮立たせ、 汁気がほとんどなくなるまで煮る。

料理のキメテ

ビタミンCには鉄の吸収率を高める働きがあり、ひじき、 大豆の鉄分を効率よく摂取できる。また、ちりめんじゃこ、大豆の良質な たんぱく質も摂ることができ、ますます美肌力がアップする。 ひじき、ちりめんじゃこにはカルシウムもたっぷり。

れんこんの麻婆炒め


材料 (2人分)

材料名分量
れんこん大1節
豚赤身ひき肉50g
にんにく1/2かけ
しょうが1かけ
長ねぎ20g
サラダ油大さじ1
Aトウチ大さじ1
豆板醤小さじ1/2
花山椒小さじ1/2
Bしょうゆ大さじ1
砂糖小さじ1/2
大さじ1
1/2カップ
片栗粉大さじ1

シャキシャキ食感の 麻婆味が食欲を ピリッと刺激

豆腐の代わりにれんこんを使った麻婆。ソースの味がからむよう、れんこんは叩いて割ってから乱切りにするのがポイント。生で炒めるため、適度に歯ごたえも楽しめる。トウチは黒豆を塩で煮て、発酵させた中国の食品。旨みがたっぷり詰まっているので、炒め物や和え物などに調味料代わりとして使うと本格的な仕上がりに。
256kcal

作り方

1. れんこんは皮をむき、水につけてアクを抜いておく。 炒める直前に包丁の背などで叩いて割り、 食べやすい大きさに切る。
2. にんにく・しょうが・長ねぎ・トウチはみじん切りにする。 花山椒は包丁の柄などで叩いてつぶす。
3. フライパンに油・にんにく・しょうが・長ねぎを入れて 熱し、香りが出てきたら豚肉を加えて炒める。 肉の色が変わったら、Aを加えて炒める。
4. れんこんを加えて炒め、 れんこんが透き通ってきたらBを加える。
5. 煮立ったら2~3分煮て、倍量の水で溶いた 片栗粉を加えて混ぜ、とろみをつける。

料理のキメテ

生のまま乱切りにして炒めるので、茹でこぼしたりした場合よりもビタミンCの 損失が少ない。豚肉のたんぱく質とビタミンCでコラーゲンを生成!

れんこんと豆の田舎風ポトフ


材料 (2人分)

材料名分量
れんこん1節
豚もも薄切り肉150g
ミックスビーンズ缶200g
キャベツ3枚
にんじん1/2本
たまねぎ1/2個
サラダ油大さじ2/3
A3カップ
コンソメ小さじ1
小さじ1/2強
こしょう少々
ローリエ1枚

"ホクホク"を生かした 身体を芯から温める 癒し系スープ

寒い夜に恋しくなるポトフもれんこんを主役にすることでイメージチェンジ。たっぷりの豆、豚肉、キャベツを加えて具だくさんに仕上げ、スープとしても、パンを添えて主菜にしてもいい。野菜がたくさんつまった女性にやさしいひと皿だ。れんこんはざっくり大きめに切って、ホクホクした味わいをしっかり楽しもう。
231kcal

作り方

1. れんこんは皮をむいて厚めのいちょう切りにし、 水につけてアクを抜く。豚肉は3cmほどの 長さに切り、キャベツは3cmほどの角切りにする。 にんじんは皮をむいていちょう切りにし、 たまねぎは横半分に切って6~8等分に切る。
2. 鍋に油を熱して豚肉を炒め、色が変わったら、 たまねぎ・にんじん・れんこん・キャベツ・ 水気を切ったミックスビーンズを入れ、 全体に油が回ったらAを加える。
3. 沸騰したら火を弱めてアクを取り、 野菜が柔らかくなるまで煮る。

料理のキメテ

豚肉からビタミンB1やたんぱく質を補給。 にんじんのβカロテン、キャベツのビタミンC、 豆の食物繊維と、ともかく栄養満点。